大の里の三賞は合計8回!殊勲・敢闘・技能賞の受賞歴と金星0個の理由

大の里:三賞の受賞歴/殊勲・敢闘・技能/評価された理由

大の里の三賞受賞歴は、殊勲賞2回・敢闘賞3回・技能賞3回、合わせて8回です。2024年1月の新入幕から同年9月まで、5場所連続で三賞を受賞しました。一方、日本相撲協会の公式記録で金星は0個です。

「横綱・照ノ富士に勝ったことがあるのに、なぜ金星がないの?」という疑問にも答えます。金星は横綱に勝てば誰でも付く記録ではありません。2024年5月の小結、7月の関脇という当時の番付が重要なのです。この記事では、5場所の受賞歴を一覧で確認し、協会公式の取組動画と制度の説明で違いを解説します。

大の里の三賞は合計8回|受賞した5場所を一覧で比較

本場所当時の番付勝敗受賞した三賞場所の節目
2024年1月西前頭15枚目11勝4敗敢闘賞新入幕
2024年3月西前頭5枚目11勝4敗敢闘賞・技能賞2場所連続
2024年5月西小結12勝3敗殊勲賞・技能賞初優勝・新三役
2024年7月西関脇9勝6敗殊勲賞横綱・照ノ富士を撃破
2024年9月西関脇13勝2敗敢闘賞・技能賞2度目の幕内優勝・大関昇進へ
2024年の5場所の受賞内容。日本相撲協会の各場所の「三賞力士」と力士プロフィールを照合。賞の総数と、受賞した場所数は異なる。
2回殊勲賞
3回敢闘賞
3回技能賞

5場所で8回という数になったのは、2024年3月・5月・9月に1場所で2種類の賞を同時に受けたからです。2024年9月の千秋楽には、初土俵からの速さだけではなく、新入幕から5場所続けて三賞を受けた点も注目されました。当時の三賞選考委員会を伝えた報道。

三賞はどんな賞?殊勲賞・敢闘賞・技能賞の違い

三賞は、関脇以下の幕内力士を対象に、場所中の活躍を評価する表彰です。単に勝ち越しただけで必ず受けられる賞ではなく、三賞選考委員会が決定します。

賞何が評価される?大の里の受賞例
殊勲賞横綱・大関や、その場所の優勝力士を倒すなど、特に目立つ働き2024年5月の初優勝、同年7月の照ノ富士撃破
敢闘賞闘志を示し、本場所を盛り上げる活躍2024年1月の新入幕11勝、9月の2度目の優勝
技能賞技の使い方や相撲内容が優れていること2024年3月、5月、9月の攻める相撲
三賞の一般的な意味は日本相撲協会の大相撲クイズ・三賞解説に準拠。受賞理由の詳細は当時の選考説明で確認。

協会の三賞の種類と受賞対象の公式説明を読むと、横綱・大関が受賞しないことも分かります。大の里が2024年11月場所に大関へ昇進してから三賞を増やしていないのは、成績が悪くなったからではなく、受賞対象の範囲から外れたためです。

2024年1月|新入幕11勝4敗で初めての敢闘賞

2024年1月場所、大の里は西前頭15枚目の新入幕でした。11勝4敗と好成績を残し、初めて敢闘賞を受賞。まだ平幕だったこの時期から、幕内でも通用する攻撃力を示しています。2024年1月場所の公式三賞受賞者一覧。

2024年3月|敢闘賞と技能賞を同時受賞

2024年3月場所は西前頭5枚目で11勝4敗。敢闘賞と技能賞のダブル受賞となりました。力だけで押すのではなく、幕内上位でも通用する技術が評価された場所です。2024年3月場所の公式受賞者一覧。

2024年5月|初優勝とともに殊勲賞・技能賞

2024年5月場所は西小結に昇進し、12勝3敗で初めての幕内優勝。この場所では殊勲賞と技能賞を受賞しました。初日の横綱・照ノ富士戦をすくい投げで制したことも、場所を象徴する一番です。

2024年5月場所初日・小結大の里が横綱照ノ富士をすくい投げで破った取組|日本相撲協会公式チャンネル

この取組時の番付は小結でした。横綱に勝ったことは事実ですが、後述のとおり金星の条件である「平幕」には当たりません。2024年5月場所の公式受賞者一覧。

2024年7月|照ノ富士の連勝を止め、2度目の殊勲賞

2024年7月場所は西関脇で9勝6敗。11日目の7月24日に横綱・照ノ富士と対戦し、突き落としで勝ちました。照ノ富士は初日から10連勝していましたが、この一番で連勝が止まりました。

2024年7月場所11日目・関脇大の里対横綱照ノ富士(突き落とし)|日本相撲協会公式チャンネル

結果としてこの場所は2度目の殊勲賞を受けています。しかしここでも当時は関脇。横綱に勝っても金星0個のままなのは、制度の条件によるものです。2024年7月場所の公式受賞者一覧。

2024年9月|2度目の優勝と敢闘賞・技能賞で合計8回

2024年9月場所は西関脇で13勝2敗。14日目までに2度目の幕内優勝を決め、敢闘賞と技能賞を同時受賞。三賞通算8回、新入幕から5場所連続という節目になりました。その後、9月25日に大関昇進が正式に決定しています。

この時点の受賞記録を確認できるのは2024年9月場所の公式三賞受賞者一覧。9月の優勝は大の里の歴代優勝記録の記事、大関から横綱への進み方は横綱昇進までの出世記録で詳しく紹介しています。

大の里は横綱・照ノ富士に勝ったのに金星0個なのはなぜ?

ここは誤解されやすい部分です。大相撲の「金星」は、平幕(前頭)の力士が横綱に勝った場合に付く特別な記録です。関脇・小結は三役と呼ばれるため、横綱に勝っても金星にはなりません。

照ノ富士に勝った取組大の里の番付決まり手金星になる?
2024年5月12日(初日)西小結すくい投げならない(三役)
2024年7月24日(11日目)西関脇突き落としならない(三役)
2つの勝利は協会公式の星取表・取組動画で確認。「金星0個」は日本相撲協会の横綱プロフィールの受賞歴に一致。

日本相撲協会も金星の対象は平幕だけと解説しています。金星0個を「横綱に勝ったことがない」と読み替えるのは誤りです。

金星と殊勲賞はどう違う?

金星は特定の番付で横綱に勝ったという取組結果の記録です。一方、殊勲賞はその場所の活躍を三賞選考委員会が評価する表彰。横綱に勝ったことは殊勲賞の選考理由になり得ますが、勝った瞬間に自動的に殊勲賞が確定するわけではありません。

たとえば2024年7月の大の里は金星0個のまま殊勲賞を受賞しました。ここに2つの制度の違いが表れています。

三賞を8回受賞していたことが分かる、大の里の成長の流れ

三賞の一覧は、単に授賞回数を並べたものではありません。2024年1月の新入幕時は闘志あふれる相撲で敢闘賞、3月には技術も評価されてダブル受賞。5月には小結で初優勝、7月には横綱撃破、9月には2度目の優勝と、一歩ずつ強くなっていく様子が表れています。

この5場所連続受賞の直後に大関へ、さらに2025年に横綱へと昇進します。したがって、三賞の数が2024年9月で止まったこと自体、昇進の速さを物語っています。

どんな得意技が評価されたのかは大の里の強さ・右差し・取り口、番付と勝敗を年別に見る場合は大の里の全場所成績一覧を参照してください。

大の里の三賞・金星についてよくある質問

大の里の三賞は何回ですか?

殊勲賞2回・敢闘賞3回・技能賞3回の合計8回です。受賞したのは2024年1月・3月・5月・7月・9月の5場所です。

大の里が三賞を5場所連続で受賞したのはいつ?

2024年1月場所から9月場所までです。新入幕から5場所連続で受賞しました。

大の里の金星は何個ですか?

日本相撲協会の記録では0個です。

大の里は照ノ富士に勝ったことがありますか?

はい。2024年5月に小結としてすくい投げ、同年7月に関脇として突き落としで勝っています。どちらも三役だったので金星にはなりません。

なぜ横綱・大関になってから三賞を受賞していないの?

三賞の対象は関脇以下の幕内力士だからです。成績の良し悪しとは別の制度上の理由です。

三賞と幕内優勝は同じですか?

違います。三賞は殊勲・敢闘・技能の表彰、幕内優勝はその場所の最も優秀な勝敗成績などによる優勝です。同じ場所に両方受ける場合もあります。

この記事で参照した主な資料

2024年の三賞受賞一覧と横綱撃破の記録は日本相撲協会の公式資料に基づきます。記事内の数字は歴史上の確定記録であり、毎場所の勝敗が変わっても原則として修正不要です。

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記録の対象:2024年1月~9月の三賞受賞歴。大の里は2024年11月から大関、2025年7月から横綱となり、三賞の対象外になっています。

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