横綱・大の里と安青錦の直接対戦は、2026年9月場所千秋楽まで本割6番で大の里の5勝1敗です。初対戦は2025年7月場所で大の里が押し出し。2026年7月には安青錦が上手出し投げで初白星を挙げ、同年9月の千秋楽では大の里が突き出しで再び勝って、6度目の幕内優勝を決めました。
この記事では、全6番の勝敗・番付・決まり手を同じ表で見比べます。さらに、日本相撲協会の公式取組動画や写真付き公式SNSを交え、体格や取り口の異なる2人の相性と、優勝を左右した一番の見どころを解説します。
大の里と安青錦の対戦成績|全6番の勝敗・決まり手一覧
| 取組日 | 番付(大の里/安青錦) | 勝者 | 決まり手 |
|---|---|---|---|
| 2025年7月14日・2日目 | 横綱/前頭筆頭 | 大の里 ○ | 押し出し |
| 2025年9月14日・初日 | 横綱/小結 | 大の里 ○ | 寄り倒し |
| 2025年11月21日・13日目 | 横綱/関脇 | 大の里 ○ | 寄り切り |
| 2026年1月24日・14日目 | 横綱/大関 | 大の里 ○ | 押し倒し |
| 2026年7月20日・9日目 | 横綱/関脇 | 安青錦 ● | 上手出し投げ |
| 2026年9月27日・千秋楽 | 横綱/大関 | 大の里 ○ | 突き出し |
6番とも実際に土俵で相撲が成立しています。不戦勝・不戦敗はありません。豊昇龍戦のように不戦と優勝決定戦を分けて集計する必要がない点も、この組み合わせの特徴です。
初対戦は2025年7月14日|大の里が押し出しで白星
2人の最初の本割対戦は2025年7月場所2日目、名古屋で行われました。大の里は2025年5月に横綱昇進が決まり、この場所が新横綱として最初の本場所。安青錦は前頭筆頭で、番付も経験も違う一番でした。
結果は大の里の押し出し。新横綱の前に若手の安青錦が挑戦する構図で、これがその後の6番へと続く最初の対戦になりました。
2025年7月場所の成績は大の里が11勝4敗、安青錦も11勝4敗。安青錦はこの場所に技能賞を受賞しました。両者のその後の番付上昇や直接対決を比べるときに、起点となる場所です。
2025年9月場所|新小結・安青錦を寄り倒しで破る
2025年9月場所初日、横綱・大の里と新小結・安青錦が再戦しました。大の里は寄り倒しで勝利し、直接対戦2連勝。初日の上位対決として注目された一番です。
日本相撲協会の公式動画で見る、2度目の対戦
下の映像は日本相撲協会公式チャンネルが2025年9月14日に公開した、大の里と安青錦の取組です。勝敗だけでなく、立ち合いから寄り倒しまでの流れを確認できます。
この場所の大の里は13勝2敗で5度目の幕内優勝。一方、安青錦は11勝4敗で技能賞を受賞しました。直接対戦の1番だけでなく、15日間の成績も併せて見ると両者の力が分かりやすくなります。
2025年11月〜2026年1月|安青錦が関脇から大関へ
2025年11月場所13日目は大の里が寄り切り
2025年11月21日、横綱・大の里と関脇・安青錦の3度目の取組は、大の里の寄り切り。大の里はこの一番で勝利しましたが、後に左肩の負傷が明らかになり、同場所千秋楽は休場しました。
安青錦はこの11月場所を12勝3敗で初優勝し、11月26日に大関昇進が正式決定。大の里との直接対戦では敗れていても、本場所全体としては大きな飛躍を遂げた場所になりました。
2026年1月場所14日目は大の里の押し倒し
2026年1月には、横綱・大の里と新大関・安青錦の対戦となりました。14日目は大の里が押し倒しで勝利し、初対戦から4連勝に。安青錦は大関に昇進した後も、この時点では大の里に白星を挙げられていませんでした。
映像で見る|優勝額贈呈式に並んだ2人
日本相撲協会公式チャンネルが公開した2026年1月場所の前日の優勝額贈呈式では、大の里と安青錦が同じ会場で優勝額の贈呈を受けています。これは取組映像ではなく、両者の実際の姿・体格・表情を比較できる行事映像です。
安青錦は2026年3月・5月場所で休場し、7月には関脇から再起。そのため3月と5月に2人の直接対戦はありませんでした。大の里の休場と復帰の経緯は大の里の左肩の怪我・休場・復帰記事へまとめています。
2026年7月場所|安青錦が上手出し投げで初勝利
2026年7月20日、名古屋場所9日目。関脇に番付を下げていた安青錦が、横綱・大の里を上手出し投げで破り、5度目の対戦で初めて白星を挙げました。これにより、大の里の対戦成績は4勝1敗となります。
それまで大の里が勝った4番はいずれも押し出し・寄り倒し・寄り切り・押し倒しと、相手を前へ押す・寄る決まり手でした。唯一安青錦が勝った一番では、まわしを用いた上手出し投げが決まり手になっています。
動画は2026年7月場所9日目の取組結果で確認できるほか、各社が当時の一番を報じています。取組の動画については公式配信で確認できるもののみ本文に埋め込み、配信元を確認できない映像は無断で掲載しません。
安青錦はこの7月場所で優勝し、9月に再大関へ
安青錦は7月場所を12勝3敗で優勝。9月場所では再び大関として番付に名を連ねました。大の里に勝ったことが話題になった一方、安青錦の評価はその取組だけで決まったわけではありません。15日間の成績を通して、復活を印象づけた場所です。
詳細は日本相撲協会の歴代大関・安青錦プロフィールにある「大関在位」の時期からも確認できます。
2026年9月27日千秋楽|大の里が安青錦を破り6度目の優勝
2026年9月場所の千秋楽、横綱・大の里と大関・安青錦は互いに11勝3敗で直接対決を迎えました。勝てば幕内優勝が決まる相星決戦です。
結果は大の里が突き出しで勝利。大の里が12勝3敗で6度目の幕内優勝、安青錦は11勝4敗で場所を終えました。これが2026年9月場所までの両者の最新対戦です。
日本相撲協会公式Xで、実際の千秋楽の取組を見る
日本相撲協会の公式Xには、千秋楽の大の里・安青錦の取組動画が公開されています。本文で説明した「突き出し」の攻防を、元の投稿を通じて確認できます。Xが表示できない環境では公式の優勝映像へ切り替わります。
また日本相撲協会がスポーツナビに配信した2026年9月27日の公式取組動画でも、この勝負を確認できます。
本人の写真で見る6度目の優勝
次の投稿は二所ノ関部屋が公開した、大の里の優勝記念写真です。先ほどの取組直後の報道写真ではなく、同じ2026年9月場所の優勝を祝う本人の写真付き投稿として紹介しています。
体格と決まり手で見る2人の相性|押し・寄りと投げ
| 比較項目 | 大の里 | 安青錦 |
|---|---|---|
| 2026年9月場所の地位 | 横綱 | 大関 |
| 公表身長・体重 | 190cm・188kg | 182cm・142kg |
| 得意技 | 突き・押し・右四つ・寄り | 右四つ・寄り |
| 両者の対戦で勝った回数 | 5勝 | 1勝 |
| 対戦での勝ち技 | 押し出し、寄り倒し、寄り切り、押し倒し、突き出し | 上手出し投げ |
身長差は約8cm、体重差は公表値で約46kgあります。数字上は大の里の方が大型ですが、実際の相撲では大きさだけが勝敗を決めるわけではありません。
大の里は前へ押す・寄る形で5勝
大の里の白星5番はすべて、押し出し・寄り倒し・寄り切り・押し倒し・突き出しと、相手を前方へ押す・寄る決まり手です。土俵際の展開は毎回異なりますが、大の里が前進力を生かしたときに勝っているという傾向が読み取れます。
安青錦の初白星は上手出し投げ
安青錦が大の里から初めて勝った2026年7月の決まり手は上手出し投げ。相手の前進力をそのまま受けるのではなく、まわしを使って体勢を変える結果になりました。1番だけの結果から常に通用する攻略法とは断定できませんが、両者の対戦で特徴的な一番です。
さやさんが今後、現地で撮影した写真と観戦メモを追加すれば、仕切りの姿勢、肩や背中の見え方、立ち合い前後の構えなど、映像では伝わりにくい違いも紹介できます。現在は現地写真を持っていると装った文章は掲載していません。
安青錦と大の里の対戦でよくある質問
大の里は安青錦に何勝何敗ですか?
2026年9月場所終了時点で5勝1敗です。6番とも本割の直接対戦で、不戦勝・不戦敗や優勝決定戦は含まれません。
安青錦が大の里に初めて勝ったのはいつ?
2026年7月20日、名古屋場所9日目です。関脇・安青錦が横綱・大の里を上手出し投げで破りました。
2026年9月場所はどちらが勝った?
横綱・大の里です。千秋楽に突き出しで大関・安青錦を破り、12勝3敗で6度目の幕内優勝を決めました。
大の里と安青錦は優勝決定戦をしたことがありますか?
2026年9月場所まで、両者による優勝決定戦はありません。9月の優勝を決めた一番は、千秋楽の通常の本割です。
安青錦は2026年9月に大関に復帰したの?
はい。2026年7月場所は関脇で12勝3敗の優勝、9月場所には大関として再び番付に載りました。
安青錦との6番だけでなく、大の里が各場所を何勝何敗で終えたのかを確認したい方は、大の里の21場所全成績・番付推移も参考になります。
この記事で参照した主な資料
場所ごとの勝敗・決まり手は、日本相撲協会の公式星取表と取組結果を中心に照合し、映像は公式配信を優先しています。
確認時点:2026年10月21日。2026年9月場所までの確定した記録を掲載しています。11月場所以降に新たな対戦があれば、最新の公式結果で更新します。
大の里の関連記事:大の里の総合プロフィール/豊昇龍との全対戦成績/左肩の怪我・休場と復帰/最速13場所の横綱昇進。
