大の里の休場理由は左肩の怪我?2025〜2026年の診断内容と復帰まで

横綱・大の里(おおのさと)が休場した理由は、左肩の負傷です。2025年11月場所で初めて休場し、2026年3月場所は途中休場、5月場所は初日から全休しました。公表された診断書には、時期によって「左肩鎖関節脱臼」「左肩関節脱臼」「左肩腱板損傷」という異なる診断名が使われています。

2026年7月場所には復帰して9勝6敗、続く9月場所は12勝3敗で6度目の幕内優勝を達成しました。ここでは日本相撲協会の星取表と、当時の診断書を伝える報道を区別して照合し、休場の経緯から復帰後の成績まで詳しく紹介します。

大の里の休場理由と時期|診断書・星取表を一覧比較

場所休場の経過・成績当時の診断内容
2025年11月場所千秋楽を休場。
11勝4敗(千秋楽の不戦敗を含む)
左肩鎖関節脱臼。1カ月間の安静加療が必要と報じられた
2026年3月場所初日から3連敗、4日目に不戦敗。
0勝4敗11休
左肩関節脱臼。3週間の安静加療が必要と報じられた
2026年5月場所初日から15日間すべて休場。
0勝0敗15休
左肩腱板損傷。約1カ月の加療が必要と報じられた
2026年7月場所15日間出場。
9勝6敗
2場所続けて休んだ後の復帰場所
2026年9月場所15日間出場。
12勝3敗、幕内優勝(通算6回目)
優勝により復帰後の成果を示した
2026年9月場所終了時点。場所ごとの勝敗・休場数は日本相撲協会公式の「過去の星取表」、診断名は提出された診断書を伝える同時期の報道による。

この表で特に注意したいのは「休」と「不戦敗」の違いです。日本相撲協会の公式プロフィールには通算で26休と記載されています。一方、取組が組まれたあと相手に不戦勝を与えた日は、星取表で不戦敗として扱われ、通常の休場日数の記号と区別されます。

資料:日本相撲協会「大の里の公式プロフィール・過去の星取表」。休場理由を扱う記事のため、日付や病名を推測して補うことはしません。

2025年11月場所|安青錦戦で左肩を負傷し、千秋楽に初休場

大の里がプロ入り後初めて休場したのは、2025年11月の九州場所でした。13日目(11月21日)の安青錦戦で左肩を傷めたとされ、14日目は出場したものの、11月23日の千秋楽は休場しました。

当日、日本相撲協会に提出された診断書は「左肩鎖関節脱臼」で、約1カ月間の安静加療が必要という内容でした。二所ノ関親方は、安青錦戦の立ち合いで傷めた可能性を説明しています。このときの11月場所は11勝4敗。千秋楽に予定されていた横綱・豊昇龍との取組は大の里の不戦敗となりました。

優勝争いの最中の千秋楽休場だったため、注目度の高い出来事でした。ただし、休場した日に診断書が公表されたという事実と、その後の治療経過の詳細は別です。一般に肩の負傷にはさまざまな状態があり、記事側で医学的な重症度を勝手に決めることはできません。

資料:共同通信(2025年11月23日)/スポニチ(2025年11月23日の休場と診断書)。

2026年3月場所|3連敗後の4日目に休場した理由

2026年3月の春場所は初日から3連敗。3月11日の4日目から休場となり、対戦予定だった義ノ富士には不戦勝が与えられました。場所の成績は0勝4敗11休です。

2026年3月11日に提出された診断書の病名は、前年11月に発表されたものとは表現が異なる「左肩関節脱臼」。3週間の安静加療を要する見込みと報じられています。二所ノ関親方は肩の痛みがあり相撲を取れる状態ではないこと、本人と相談して休場を決めたことを説明しました。

2025年の負傷の影響が続いていたという報道はありますが、11月と3月の診断名が異なるからといって、別の場所を新たに負傷したと断定することはできません。診断書の原文や検査内容が一般公開されているわけではないため、本記事では発表時点ごとの病名をそのまま記録します。

資料:スポニチ(2026年3月11日)/日刊スポーツ(同日の二所ノ関親方の説明)。

2026年5月場所|「左肩腱板損傷」で初日から全休

2026年5月8日、大の里が夏場所を初日から休場することが決まりました。日本相撲協会に提出された診断書には「左肩腱板損傷」とあり、約1カ月間の加療を要するという内容でした。

前年11月の「左肩鎖関節脱臼」、3月の「左肩関節脱臼」とは、公表された病名が異なります。腱板とは肩の関節を動かし安定させる働きに関わる筋腱の集まりですが、この診断名だけでは損傷の詳しい範囲や治療方法までは分かりません。

二所ノ関親方は休場をどう説明した?

師匠の二所ノ関親方は、まだ痛みが残り、稽古や調整の状態が上がっていないことを説明しました。春巡業も途中で離脱し、5月1日の稽古総見では相撲を取らずに早退。復帰を急ぐのではなく、7月場所に向けて体を鍛え直す考えを示しました。

この5月場所は0勝0敗15休。2025年11月の千秋楽から始まった肩の問題が、複数の場所にわたって大きく影響したことを示しています。資料:スポニチ(2026年5月8日・公表された診断書)/デイリースポーツ(師匠の説明)。

2026年7月場所で復帰|9勝6敗と初日の公式取組映像

休場が続いた後、大の里は2026年7月の名古屋場所で再び本場所の土俵に上がりました。復帰初日の7月12日は、小結・義ノ富士に押し出されて黒星発進。しかしその後も15日間出場し、最終成績は9勝6敗でした。

ここは勝ち星だけを見れば横綱として十分な結果とはいえませんが、5月場所を全休したあとに15日間出場したという経過も大切です。復帰したその日に完全に以前の調子へ戻った、という単純な話ではありませんでした。

動画で見る|休場明けの大の里と義ノ富士の取組

日本相撲協会公式チャンネルが公開した2026年7月12日、名古屋場所初日の取組映像です。相手は義ノ富士。休場明けにどのような立ち合いと攻防を見せたのかを、映像で確認できます。

2026年7月場所初日・義ノ富士と大の里|日本相撲協会公式チャンネル

映像が再生できない場合は日本相撲協会の公式YouTubeをご覧ください。休場明け初日の本人と師匠の様子については、日刊スポーツの7月12日の取材にも記録が残っています。

2026年9月場所で6度目の幕内優勝|復活までの成績推移

7月場所の9勝6敗を経て、大の里は2026年9月場所を12勝3敗で終え、6度目の幕内優勝を果たしました。千秋楽には11勝3敗で並んでいた大関・安青錦を突き出しで破り、優勝を決めています。

これは2025年9月場所以来、6場所ぶりの優勝です。肩の負傷を抱えていた時期から徐々に土俵へ戻り、最後は直接対決で賜杯を勝ち取ったことが分かります。復帰後の体調について医学的な評価を加えるのではなく、ここでは実際の出場と勝敗から経過をたどります。

写真で見る、大の里の復活優勝

次は二所ノ関部屋が公開した、2026年9月場所の大の里の優勝記念写真です。本人の姿を実際に見られる公式Xの個別投稿を埋め込んでいます。

2026年九月場所・大の里の復活優勝|二所ノ関部屋の公式X6度目の幕内優勝を果たした大の里本人の記念写真。2026年9月27日の部屋公式投稿です。

二所ノ関部屋公式X Xで元の投稿を見る ↗

動画で見る|優勝後のパレード

日本相撲協会の公式ショート動画では、2026年9月27日の優勝パレードも公開されています。大の里がファンに迎えられた様子を見たい方はこちらをご覧ください。

2026年9月場所・大の里の優勝パレード|日本相撲協会公式チャンネル

優勝決定の取組・勝敗は日本相撲協会公式プロフィール、当日の本人の言葉はテレビ朝日の2026年9月28日付報道でも確認できます。

大の里の休場と復帰をどう読む?3つの注意点

1. 診断名が違うからといって、複数の無関係な怪我とは断定できない

2025年11月、2026年3月、5月に公表された病名は異なります。ただし、同じ左肩をめぐる時期の異なる発表であり、一般に公開されていない検査内容まで推測して「完全な別の怪我」「手術が必要だった」などとは書きません。

2. 休場日数と不戦敗は別の数え方

星取表で「休」とされる日数は11日と15日で26日です。一方、2025年11月場所の千秋楽と2026年3月場所の4日目は不戦敗として敗戦欄に含まれるため、「休場が3場所だったこと」と「休の数が26であること」は両立します。

3. 復帰後の評価は公式の結果と本人の言葉で確認する

7月場所の9勝6敗、9月場所の12勝3敗は確定した成績です。「これで肩の怪我が完治した」「以前より強くなった」といった医学的・能力的な断定には、公表されている事実以上の根拠が必要です。

大の里の休場理由についてよくある質問

大の里はなぜ休場したのですか?

公表された理由は左肩の負傷です。2025年11月は左肩鎖関節脱臼、2026年3月は左肩関節脱臼、同年5月は左肩腱板損傷との診断内容が報じられました。

大の里は何回休場しましたか?

2026年9月場所までに、2025年11月、2026年3月、5月の3場所で休場しています。公式通算戦歴の「休」は26日ですが、千秋楽や途中休場日の不戦敗は別に扱われます。

大の里は手術を受けましたか?

2026年3月の報道では精密検査の可能性や手術について親方が質問を受けていましたが、この記事で確認した資料からは実際に手術を受けたとは確認できません。根拠のない推測は掲載していません。

2026年7月場所は休場明け何勝でしたか?

15日間出場して9勝6敗でした。初日には義ノ富士に敗れましたが、最後まで出場しました。

2026年9月場所は休場しましたか?

いいえ。15日間出場し、12勝3敗で幕内優勝しました。2026年10月20日時点で確認できる最新の終了済み本場所の成績です。

休場の前後で番付・勝敗がどう変わったのかは、大の里の全21場所成績・勝率・休場記録の一覧で、初土俵から通して確認できます。

この記事で参照した主な資料

日本相撲協会の公式星取表と、診断書の内容が公表された当時の報道を中心に確認しました。

その他の参考資料(8件)を見る

確認時点:2026年10月20日。今後の本場所の出場・休場については、必ず日本相撲協会の最新発表をご確認ください。

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